ファクタリング

ファクタリングの仕組みはどうなっている?

早めに資金を確保できる売掛金の売却サービス

多くの企業には、取引先があります。

その取引先の為に仕事をして、報酬などを受け取っている訳です。

例えばAという会社は、クリーニング事業を営んでいます。

それである時に、Bという取引先のオフィスを清掃したとします。

その清掃作業の対価として、B社はA社に報酬を支払っている訳です。

この場合、A社はB社からの売掛金を抱えている状態になります。

ただし売掛金は、即座に支払われるとは限りません。

2ヶ月後や3ヶ月後など、支払いに時間がかかる事があります。

しかしA社としては、急ぎでお金が必要です。

設備投資や料金支払いなどの事情があり、一刻も早くお金を支払って欲しい状況です。

この時に、ファクタリングというサービスが活用される事が多いです。

金融会社に売掛金を買い取ってもらう事により、早めに資金を確保できるからです。

 

ローンとは異なり売掛金を売却するサービス

その仕組みですが、まずA社は売掛金の買取が可能な金融会社に連絡をします。

WEBや電話などで、まず金融会社とコンタクトを取る訳です。

その際に、金融会社に対して「売掛金を売却したい」旨を伝えます。

すると金融会社は、たいてい売掛金に関する確認や調査を行います。

確実に売掛金が支払われるかどうかを、確かめる訳です。

調査をしてみた結果、特に何も問題ないと判断されれば、金融会社はA社の売掛金を買い取ることになります。

その際、売掛金が全額支払われる事はまずありません。

必ず所定の手数料が差し引かれます

具体的にどれぐらい差し引かれるかは、状況次第です。

売掛金に対する10%ぐらいの手数料を支払う事もあれば、20%程度になる事もあります。

その他にも様々な事務手数料などを支払う訳ですが、金融会社はその手数料で利益を得ている訳です。

そしてA社に対して買取額を支払った後に、改めてB社はA社に売掛金を支払います。

そして売掛金を受け取ったA社は、金融会社にお金を支払う訳です。

それで手続きは完了です。

つまり金融会社に手数料を支払うのと引き換えに、早めに買取額を受け取っている形になります。

ですから、ある意味買取のサービスに似ている訳です。

なお売掛金を売却する時の手続きは、金融会社によって異なります。

クラウドのようにWEB完結のシステムになっている事もあれば、対面審査のシステムを採用している業者もあります。

この売掛金売却というシステムは、ローンとは全く異なります。

よくローンと比較されますが、お金を借りるサービスではありません。

あくまでも売掛金を売却する仕組みになりますから、金融会社から融資を受ける事はありません

 

2社間でなく3社間のタイプもある

なお金融会社によって、システムが若干異なる事もあります。

上記の流れは、2社間のファクタリングです。

その他にも3社間のタイプもあって、A社からB社に情報が伝わるのが特徴的です。

まずA社はB社に「売掛金売却のサービスを利用します」という旨を伝えます。

伝えた後は、改めてA社は金融会社に申し込みをします。

すると金融会社からは、A社に買取額が支払われる訳です。

その後は、金融会社とB社が直接やり取りをします。

B社がA社に売掛金を支払うのではなく、B社が金融会社に支払う事になります。

A社に対しては手数料が差し引かれた分の買取額が支払われますから、仕組み自体は2社間とあまり変わりません

ただしB社に対しては、情報は伝わります。

 

ですからファクタリングは、金融会社に手数料を支払うのと引き換えに、早めに売掛金の買い取り額を支払ってもらうサービスになります。

早めに支払われますから、急ぎで資金が必要な時に活用されている傾向があります。

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